• みんなの悩み

相続した空家はいつリフォームするのがいい?

2019.08.01
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最近は、相続した家をどうするか迷っているオーナー様が増えました。賃貸に出したいけれども荷物や家具がそのままで何から手をつければ良いかわからない。

リフォームや処分にどれくらいの費用が掛かるのか不安で後回しになっている。貸す方が良いのか売る方が良いか決めかねている・・など、お話しを聞くと成るほどと思うことばかりです。

賃貸に出す場合、「入居者が決まったら室内を綺麗にする」とお考えになる方が多いですが、これは良い方法とは言えません。

「その部屋を見て借りようと思えるか?」借りる側の気持ちになって見てみましょう。入居希望者が内見に訪れた際に、競争相手である他の物件に勝つアピールが必要なのです。乱雑な室内ではなかなか決まりません。

相続物件について、リフォーム費用と賃貸の過去事例をご紹介します。

<ケース1 2000年築108㎡の戸建>
賃料15.5万円 リフォーム費用55万円+庭木剪定費用
※このリフォーム費用には残置物撤去・処分費が15万円含まれていました。オーナー様は少しずつご自分で処理されて費用を抑えることができまして、賃料発生4ヵ月目から収支がプラスとなりました。

<ケース2 1980年築85㎡の戸建>
賃料9万円 リフォーム費用94万円
※年数が経った物件のためアピールポイントとして、ピアノ設置のための床補強工事も行いました。賃料発生11ヶ月目から収支がプラスとなりました。