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リロケーションはリノベーションが大事!ポイントまとめ
2019.12.20この記事ではリロケーションを行う上でも重要となる、リノベーションについて解説しています。リノベーションを行う上で特に重視するべき点、業者を選ぶコツや費用などについてご紹介します。
引き渡し前に部屋のリノベーションをしよう!
転勤などで自宅をしばらく空けるため、自宅をリロケーションに出そうと思っている方は多いものです。しかし、リロケーション物件として賃貸に出す前に、事前に家全体を綺麗に清掃して、キズ、へこみなどの修繕・修復作業などを行うことは重要です。
“リフォーム”が改修や改築を行うことで経年劣化によって老朽化した建物を本来の状態に戻す意味合いなのに対して、“リノベーション”とは家の修復に加えて、時代や入居者のニーズに合わせた機能性が高い住まいに改装することを指します。昔からある土地や街並み、古民家などの雰囲気に自宅を変えることもリノベーションに含まれます。自宅の雰囲気を変えたり、ニーズにマッチしたリノベーションを行うことで、最寄り駅から移動に少々時間が掛かる物件であっても、入居してもらえる可能性が高くなります。
また、リロケーション物件を扱う会社では、賃貸管理サービス以外にも、リノベーションをするためのプランや工事手配などのサービスを扱っている場合があります。リノベーション工事は、部屋の規模や使用する素材、所要期間、交換する設備などによって予算が変動しますが、長い目で見るとリノベーションを行った物件の方が費用対効果が出やすい傾向にあるようです。入居率を少しでも高くするために、リフォーム及びリノベーションサービスを活用すると良いでしょう。
では次に、リノベーションをするにあたり、気を付けるべき点や特にリノベーションしておくべき箇所についてご紹介します。
どんなリノベーションをすれば、入居してもらえる?
まず、リノベーションを行うべき箇所として、水回りが挙げられます。
トイレ・浴室・洗面台などの水回りは家の中でも特に使用する部分であり、汚れが目立ちやすい部分でもあります。汚れが残っていると、それだけで空室率が上がってしまい家賃を安く設定しないといけないなどのリスクが発生しますので、注意したいところですね。
そしてエアコンは必ず設置しておき、水回り以外の設備も綺麗に保つことを忘れないようしましょう。
次に、注意したい点として、入居してくる家族の人数、構成、年齢などに配慮したリノベーションを行うことを心がけましょう。一見、当たり前のことのように思われがちですが、なかなかターゲットに見合ったリノベーションを行うのは難しいものです。どんな雰囲気の内装が好まれやすいのか、どんな家具を配置するのか、どんな設備を設置したら使いやすいかを考慮してリノベーションを行うと良いでしょう。工事を依頼する業者によっては、部屋の雰囲気や内装、予算に応じたプランを用意していることもあるので、迷う場合は業者に相談してみましょう。
次に、リノベーションの依頼方法や流れや費用、業者の選び方のポイントをご紹介します。
リノベーションの依頼方法・流れ・業者の選び方は?
リノベーションを行いたい場合、専門の業者に依頼することになります。ですが、リフォーム業者と言っても様々なタイプがあるため、自身がどのようにリノベーションしたいかなどで依頼すべき業者も変わってきます。
水回りの工事に強い業者、リノベーションに関する知識と提案力及び技術力がある業者など、業者を探す際にどの分野の工事が得意なのかを必ず確認するようにしましょう。また、マンション、アパート、戸建てなど、特定の建物の工事に強みがある業者もあります。
加えて、特にリノベーションの場合は通常のリフォームより費用が多く発生しますので、発想や提案に強みがあるデザイン事務所や建築事務所、もしくは建築会社を探すのも良いでしょう。その際は、施工実績等を確認しておくことも重要です。
工事の流れについては、問い合わせ⇒打ち合わせ・現場調査⇒プラン作成・見積書作成⇒見積書の提示、再打ち合わせ⇒契約⇒施工⇒施工完了といった流れで進めていきます。
電話かメールなどで問い合わせした後は、自宅の状態を調査しながら打ち合わせをし、どのように工事をするかを決めていきます。その後、見積もりを提示し金額や工事内容が問題ないかを再度打ち合わせしていきます。問題がなければ契約をし、着工・工事を開始し、工事完了後に引き渡す流れになります。
疑問や不明点、希望する工事内容や金額などを事前に相談して決めておくことで、自身の希望に合ったリノベーション工事を実現することができます。
リノベーションは、リロケーションを成功させる鍵を握っていると言っても過言ではないため、検討を重ねて行うことが大切です。今回ご紹介した内容を参考にしてみください。