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転勤決定!引っ越し準備のテクニックとは
2021.08.20![](https://relocation7771.com/wp/wp-content/uploads/2020/08/yuseiIMGL2375_TP_V-e1598323852601.jpg)
全国に支社があるような会社で働いている方の場合、避けては通れないのが転勤です。進学や就職による引っ越しの場合は何か月も前から決まっていることが多いため、荷造りなどの引っ越し準備をする時間はたっぷりありますが、急な転勤の場合、引っ越しまで2週間しか時間がないというケースもあります。
何度も転勤を経験して引っ越しにも慣れている方であれば問題ないかもしれませんが、初めての転勤などの場合、何から手を付ければ良いか分からず困ってしまうという人もいるでしょう。ここでは、急な引っ越しでも慌てずに済むよう、荷造りのコツなどについてご紹介します。
荷造りのポイント
荷物をダンボールに詰める作業は、引っ越しの1週間前くらいから始めます。普段使わないものから優先的に荷造りしていきましょう。春先の引っ越しであれば、夏物の服や厚手のコートなどから取り掛かります。衣装ケースに入っている場合はダンボールに移し替えたりせず、そのままで大丈夫です。引き出しが飛び出さないよう、養生テープでしっかりとめましょう。また、引っ越し業者によっては、洋服をハンガーにかけたまま運べる資材(ハンガーボックス、ハンガーケース)をレンタルしてくれる場合もあります。
本やCD、使っていない調理器具なども、早めに荷造りすべきカテゴリーです。その際に注意してほしいのが、大きいダンボール1箱に本だけを詰めてはいけないということです。本は非常に重く、運ぶときに負担がかかるため、一番小さいサイズのダンボールに入れるようにして、自分でも持ち上げられるかどうか確認してください。もし大きいダンボールしかない場合は複数の箱に分けて入れ、空いた空間にはなるべく軽いものを入れるようにしましょう。
冷蔵庫は必ず前日までに電源を切り、霜取りを済ませておくようにしてください。そのためにも、庫内に残っている食材は、計画的に使い切るようにしましょう。どうしても食べきれない場合はクーラーボックスに入れて運んだり、クール宅急便で送るという手もありますが、なるべくならすべて食べきってしまうことが理想です。
寝具は、ふとん袋ではかさばるので、圧縮袋に入れるのがおすすめです。圧縮袋はぬいぐるみなどにも使えるので、予備で何枚か買っておくと良いでしょう。また、ダンボールも予備を購入しておくことをおすすめします。ダンボールは引っ越し業者からいくつか無料でもらえることもありますが、それだけでは足りなくなる可能性が高いので、自分でもあらかじめ用意しておくようにしましょう。
引っ越し後の荷ほどきをラクにするポイント
ダンボールには、中に何が入っているかを書くのは常識です。しかし、「衣類」「本」などの名称だけではどの部屋に運べばよいか分からず、荷ほどきに余計な手間がかかります。ですから、「洋室1・本」「書斎・本」「リビング・本」のように、収納する予定の場所も一緒に書いておくとスムーズです。
衣類に関しても、「夏物」「冬物」などを明記しておくことで、優先的に荷ほどきすべきものが分かりやすくなります。しばらく着る予定のない衣類が入った箱は蓋を閉じたまま置いておくことができるので、落ち着いてからゆっくり収納することができます。
また、家具の配置などは引っ越し前にあらかじめ決めておくようにしましょう。引っ越し前に新居の内見ができる場合はメジャーを持参し、その場所にその家具が入るのか、きちんと確認しておくとスムーズです。
その他の注意点
急な転勤の場合、業務の引き継ぎなどで忙しい中での引っ越し準備は大変です。引っ越し業者の手配や市区町村役場での手続きなど、やらなければならないことはたくさんありますが、荷造りは特に計画的に行うようにしてください。疲れていたり、やる気が出なかったりして後回しになってしまう人も少なくありませんが、引っ越し業者が到着したときに荷造りが完了していない場合、追加料金を支払って手伝ってもらうか、最悪の場合その日の引っ越しが不可能になることもあります。
詰めてしまったものをやっぱり使いたいからと、ダンボールを何回も開けたり閉めたりする人がいますが、使うかどうか分からないものはまとめて1つのダンボールに入れ、ふたはガムテープで閉じずに開けたまま置いておくと便利です。
また、幼い子どもがいる家庭の場合、家中におもちゃが散乱していてなかなか荷造りが進まないという人もいるでしょう。転勤族で、これからも何回か引っ越しをする可能性がある場合は、「使ったおもちゃは必ずこの箱にしまう」と子どもに約束をさせておくことで、いざというときの荷造りが楽になります。引っ越しのときだけ急に荷造りを手伝わせようと思っても、年齢によっては難しいでしょう。普段からしつけの一環としておもちゃを1箱にしまう習慣をつけさせておくことをおすすめします。