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転勤が多い時期はいつぐらい?転勤までにやるべきことも解説

2020.11.07
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支店や支社がある企業に勤める会社員や、公立学校の教師など「いつかは転勤をすることが分かっている仕事」をしている方にとって、どの程度の期間で転勤をするのか、転勤先に行くまでに何をすればいいのかなど、心配事の方が多いのではないでしょうか?この記事では一般的に転勤が多い時期や転勤の内示を受ける時期、転勤の内示を受けてからすべきことについてご説明します。

転勤が多い時期は企業によって異なるが、一般的には決算時期が多い


まずは転勤の時期について見ていきます。人事異動がある時期は企業によって違いがあります。たとえば新しい工場が出来たり、新しい店舗がオープンしたりなど、1年を通じて日本全国どこかで何かがオープンしています。また、新規事業の立ち上げも決算期に関係なく行われることもあります。このような新しいことが始まるときには人事異動がありますので、担当者はそれに伴い転勤することとなり、時期を限定することは難しいといえます。とはいえ、一般的には企業の人事異動の時期は概ね決算期と年度の切り替えの時期と言われていますので、10月・4月に異動することが多いといえます。また、公務員の場合には年度の切り替えの時期が人事異動の時期になりますので、4月に移動することが多いといえます。

転勤の内示を受ける時期

では、転勤の内示はいつ頃受けることになるのでしょうか?一般的に2週間前から1か月前には内示が出るといわれています。独立行政法人労働政策研究・研修機構が発表している「調査シリーズNo.174『企業の転勤の実態に関する調査』」に掲載されているアンケート結果でも、2週間超~1か月前が34.9%と一番多く、次いで1か月超~2か月前が32.5%と2番目に多い結果となっています。一方で、直前から2週間前までに内示を受けるのは21.5%、2か月以上前に内示があるのが11.2%という結果でした。このアンケート結果から、かなり前に内示があることはなく、また直前に内示が出ることも少ないということが分かります。

転勤の内示を受けた後にやるべきこと


さて、転勤の内示を受けてから実はやるべきことがたくさんあります。順にみていきましょう。

仕事の引継ぎ

今抱えている仕事を転勤先に持っていくことはできません。営業職であれば現在抱えている顧客を同僚や後輩に引き継がなければなりませんので、次の担当者を連れて挨拶に回らなければなりません。営業職でなくても、次の担当者に分かるように資料をまとめたり引き継ぎの指示書を作成したり、現在抱えている仕事のほかにもすべきことが増えてしまいます。

賃貸物件の解約と新規契約

現在住んでいる住宅が賃貸物件であるなら、内示を受けたその日の内に不動産会社(大家)に解約の連絡を入れましょう。契約書を確認する必要がありますが、民法や借地借家法に則っているなら解約申し入れから3か月後に契約が終了することとなります。そのため、解約の申し入れが遅れれば遅れるほど、余分な家賃を払い続けることとなります。次に新しい物件を探す仕事もあります。これはネットで物件探しができますので、毎日確認をすると良いでしょう。気に入った物件があったら、直ぐにでも内覧を申し入れます。最近ではネットを介した内覧も行えますし、バーチャル内覧などもありますので、それらをうまく活用して物件をチェックします。特に人の移動が多い3月・4月には良い物件は直ぐに契約済となってしまいますので、早めの対応が必要です。自分で物件を探すのが難しい場合は、家族に協力をしてもらうと良いでしょう。

引っ越しの準備

引っ越し準備も並行して行わなければなりません。先ずは引っ越し業者の選定です。幾つかの引っ越し業者から見積もりを取り、業者の選定を行います。人の移動が少ない時期であれば、「ほかの業者と比較検討している」旨を伝えることで、かなり引っ越し料金を抑えることが出来ますが、人の移動が多い3月から4月は引っ越し業者を抑えることが難しく、割高となる可能性もあります。また、引っ越し当日に慌てて荷造りをしているようでは遅いので、普段使っていないものから順番に梱包していきましょう。

情報収集と挨拶準備

引っ越し先の情報収集のほか、転勤先の社風についても情報収集をすると良いでしょう。特に上司の人柄や気を付けるべき人など、事前に分かっていると安心です。同期や仲の良い先輩などにそれとなく聞いてみるのも良いでしょう。また、引っ越し前までに挨拶に持っていく手土産の準備も必要です。これまで住んでいた住宅の両隣のほか、マンションやアパートに住んでいる場合は、下の階にも挨拶をしておくと良いでしょう。引っ越し当日騒がしくなりますので、クレーム対策です。当然、引っ越し先の住宅の両隣、下の階の方への挨拶も必要ですので、その分も準備しておきます。これら挨拶で必要となる手土産は、少し余分に準備しておくと良いでしょう。

まとめ

企業・業種・転勤理由によって転勤の時期に違いがあるとはいえ、多くの場合10月や4月に転勤することになります。多くの人が異動する時期は、引っ越し業者を見つけることも、引っ越し先の物件を見つけることも難しく、条件の悪い物件に割高な引っ越し料金での引っ越しとなる可能性も。そうならないためにも、辞令を受けたら直ぐに行動を起こしましょう。