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転勤族にぴったりの銀行口座は?メガバンクや地銀をおすすめしない理由

2021.02.10
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給与の受け取りは家賃や生活費の引き落としなどに使用するメインバンクを選ぶとき、メガバンクにすべきかそれとも自宅近くに支店がある地銀にすべき?と悩むこともあるでしょう。転勤族の場合、絶対的にオススメはネット銀行です。ここでは転勤族にメガバンクや地銀が不向きな理由を解説していくので、これまでネット銀行を候補に挙げたことが無かった方は、ぜひ今後前向きに考えてみるきっかけにしていただけたらと思います。

転勤族の銀行口座にメガバンクをおすすめしない理由

メガバンクと呼ばれる大手銀行であれば全国に支店があり、土日も手数料がかからずに利用できる、ポイントバックもあるとメリットがたくさんあります。これまで無条件にメガバンクを利用していた方も多いでしょう。
でもここ数年でメガバンクはこれまでにない大規模な再編が進んでいます。これまで主要駅はもちろん小さな駅前にも必ずあった支店やATMは閉鎖が相次ぎ、メガバンク同士でのATM共有サービスも加速しています。
郊外や乗降客の少ない駅の支店は近隣と統合され、気がつけば自宅最寄りのATMは数駅先ということも珍しくありません。
今後もこの傾向は続くとみられ、東京都心部に在住、在勤でない限りメガバンクならではの便利さを享受できない事態が続くでしょう。

特に転勤族の場合、メガバンクであれば全国どこでも支店があり、ATMを利用できるというメリットは薄くなる一方です。近くにATMが無い地域に配属が決まれば、毎回コンビニや他行のATMを有料で利用せざるを得ない状況が続きます。
その上、支店が無いということは窓口対応が必要な事態が生じた時に迅速に対処ができず、郵送で時間をかけた解決を図るしかありません。
メガバンクの状況が変化していることを考えると、以前の常識は見直さざるを得ないでしょう。

転勤族の銀行口座に地方銀行をおすすめしない理由

地方への転勤が決まり、自宅や勤務先近くの銀行を探す時、地域に根付いた地銀が頼りになります。支店窓口はもちろんATMもあるので不便さを感じる心配もありません。
でも一見便利に見える地銀ですが、立地条件以外の部分に目を向けるとデメリットが少なくありません。

たとえば、
・他行への振り込み
・再度の転勤による他行への切り替え
・土日祝日の取引手数料は有料
・インターネットバンキングが無い
といったデメリットが挙げられます。

残念ながら地銀のみを利用し生活をするのは困難で、さまざまな場面で他行を利用せざる得ない場面はあります。都度他行への振り込み手数料がかかるようではストレスも募ります。
また地銀はその地域だからこその仕組みです。遠方に転勤になれば、窓口を利用する必要が生じた時に相当な不便を感じるでしょう。
転勤先で、給与振込先を最寄りの地銀にすべきなど特別な制約が課せられない限り、転勤族であればこそ全国どこでもスムーズに利用できる銀行を選択すべきです。

転勤族の銀行口座には、ネット銀行がおすすめ


これまでメガバンクや地銀を利用し、本店や支店、窓口という形態を持たないネット銀行にやや不安感を覚えるという方も多かったのではないでしょうか?
でも今やネット銀行は年々取扱高が増え、金利の高さでも他銀行を圧倒するケースも少なくありません。
ネットバンキングの利用時は他行振り込みも格安に行うことができる場合も多々あります。
ネットバンキングやキャッシュレス決済が主流になり、あえてATMの有無を意識する機会が減ったという方も多いでしょう。
ネット銀行に多く寄せられる課題として、窓口での対応が無いことや紛失や盗難時の即座の対応、セキュリティ対策などがありますが、これらはメガバンクとシステム上は大差ありません。窓口がなく、対面で対応ができないからといって遅れを取るという失態もありません。

ネットバンクという仕組みを活かし、ネットならではのスムーズさや迅速さはメガバンク以上です。
専用のATMを持たないからこそ、コンビニやメガバンクとの提携が進み全国どこでもスムーズに入出金が可能です。
転勤が多く、転勤の度にメインバンクを切り替えたり、窓口やATMの場所を探したり、時間を割いて最寄り支店まで足を運ばなくても、ネット銀行ならスマホ操作ですべての対応が可能です。
ちなみにネット銀行にも支店という概念があります。実在の店舗はありませんが架空の支店で支店番号も付与されています。そのため振り込み時の口座登録もまるで不便はありません。
ネット銀行は今やメガバンクと大差ないうえに、地銀よりも便利な存在といえるでしょう。

まとめ

メガバンクの大規模な再編が続き、これまでのように便利さが形を変える中で、余計な手数料が生じたり、支店の有無を検索する必要のないネット銀行は転勤族の暮らしに欠かせない存在の成りえます。もちろん給与の受け取りや引き落とし、他行への振り込みもスマホ1つで完結できるのでぜひこの便利な仕組みを活用してゆきましょう。