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使わない空き家の電気代は節約したい。具体的な方法は?
2021.11.30
近年、使わない空き家を所有する人が増加傾向にあるなかで、毎月の電気代の支払いに疑問を持つ方も多いでしょう。空き家を利用する頻度によって、節約するとお得になることも。そこで本記事では、使わない空き家の電気代を節約する具体的な方法について解説します。空き家に行く予定がない人にとっても、最適な節約方法が見つかるでしょう。
空き家の電気代を節約する方法とは?
行く機会が少ない空き家の電気代について、気になる人も少なくはありません。空き家を所有しているだけで、固定資産税や維持費がかかるので、なるべく節約したい人も多いようです。また、空き家の管理方法によっては、電気代の削減に繋がる可能性もあります。空き家の管理方法ごとに説明します。
空き家を自己管理している場合
空き家を自分で管理する場合、家の規模や必要な電化製品の数によって電気代が変動します。人が住んでいるわけではない空き家は、多くかかったとしても1カ月あたり3,000円程度の電気代が目安です。清掃を行うときに、使用する電化製品の消費電力を把握しておくといいでしょう。必要なアンペア数の料金プランに変更することで、電気代の削減につながります。
空き家管理業者に依頼する場合
空き家管理業者に依頼する場合には、作業量によって必要な電気量が異なります。管理の回数が多ければ、電気代も高くなることがあるので、注意しなければなりません。契約中の電力会社において基本料金が発生する場合は、料金プランの見直しが必要です。空き家管理業者に依頼する際に、電気代の節約について伝えておくといいでしょう。
空き家の電気は継続か解約、どちらがいい?
空き家の電気契約を継続するか、解約するかで迷う人も多いでしょう。ここで、解約の注意点を踏まえて、継続するメリット・デメリットについて解説します。
継続するメリット
空き家の電気契約を継続するメリットは、いつでも不自由なく電化製品を使用できることです。頻繁に空き家に行く機会があれば、電気契約を継続した状態にしておくと便利でしょう。空き家を使用しない期間は、ブレーカーを落としておくだけでも節約効果が期待できます。
継続するデメリット
電力会社によって電気代が発生することもあります。契約の料金プランには基本料金が設定されていることが多いため、使用量にかかわらず支払いが必要です。近い将来、空き家を解体する予定があれば、継続しなくてもいいでしょう。しかし、空き家に行く機会が多いなら、解約した場合に不便になることも。空き家を長期間空ける場合は、基本料金が発生しないプランに変更すると節約につながります。
空き家の電気代を節約する方法
空き家に常時通電が必要な電化製品を設置している場合には、節約が難しくなることも。電気代を節約するためには、具体的に何をすると効果的なのでしょうか。ここでは、使わない空き家の電気代を節約する方法を紹介します。
家中のコンセントを抜く
電気製品を使用していない状態であっても、コンセントを挿している場合は起動時間短縮のために待機電力が発生します。つまり、待機電力のための電気代が発生するため、家中のコンセントを抜くことがおすすめです。また、長期間使用しない予定であれば、ブレーカーを落とす方法もあります。毎月の電気代が格安になり、漏電の心配もありません。ただし、防犯用の照明や24時間稼働が必要な電化製品がある場合は、不要な箇所のみ電源を落とすようにしましょう。
契約中の料金プランを見直す
電気代を節約する手段として、契約中の料金プランを見直すこともおすすめです。電気代はアンペア数ごとに基本料金が設定されているため、使用量は関係ありません。定期的に空き家清掃を行う場合は、照明と掃除機を使用しても15アンペアあれば充分です。長期間空き家を使わない場合であっても、毎月請求されることになります。家族構成や電化製品の数によって必要なアンペア数が異なるので、料金プランを見直すといいでしょう。
料金がかからない電力プランの選択がおすすめ
大手電力会社で契約すると、基本料金制と最低料金制の2つに分かれますが、どちらも必ず料金が発生します。半年から1年の間に電気を使用しない場合は、電力会社に電気契約停止を一時的に依頼することも可能です。しかし、空き家の電気代を大幅に節約するためには、基本料金・最低料金無料の電力会社に切り替えることがおすすめです。電気を使わない限り、請求される心配もありません。
まとめ
本記事では、使わない空き家の電気代を節約する方法について紹介しました。効果的に電気代を節約するなら、基本料金・最低料金無料のプランに変更することです。さらに、家中のコンセントを抜いたり、ブレーカーを落としたりすることで電気を使わない方法もあります。半年以上空き家に行く予定がなければ、節約のために契約の見直しがおすすめです。空き家の使用頻度と現在の電気契約を見比べながら、この機会に料金プランの変更を検討してみましょう。